目次
2023年12月19日~12月25日の振り返り
- 日銀政策会合は、市場予想通り「変更なし」でした。植田日銀総裁の発言内容にも変化はありませんでした。
- 20日の米国株急落は、ゼロ・デー・オプション(0DTE)による投機筋の売りが原因と考えられます(つまり、一時的要因です) 。
- 欧州CPIは市場予想通りでした。
- 英CPIは市場予想を下回りました。欧州との経済状況に差が生じつつあります。
- 豪州のインフレ、米国より高い水準です。豪中銀、タカ派姿勢を堅持しています。
- 米PCEは予想を下回りました。インフレ抑制は顕著です。
- 市場は、3月の米国の利下げ確率を75.6 %で予想しています(情報元:FedWatch)。
- S&P500は0.56 %上昇しました。(S&P500マップ参照、引用元:Finviz)。
- Fear & Greed Index(欲望指数):77(超強欲レベル)
- VIX(恐怖指数):13.03(低い状態)
- PUT/CALL RATIO:0.775(低い状態)
- NAAIM Exposure Index:97.32(楽観レベル)
※0DTE:満期まで0日のオプション取引のことです。その日のうちに決済されるため、短時間で利益を得ることができますが、非常にギャンブル性が強い投資方法です。
今週の注目点
- 29日(金):大納会
- 30日(土)午前6時迄:米国市場最終取引日
※12月27日(水)の売買分までが、2023年の年間損益の対象(課税対象)です。
【まとめ&私見】
- 市場は、1月の日銀会合で政策変更に関する発言があると予想しています。
- 損切やマイナススワップの計上を考えている方は、余裕をもって、26日(火)までにおこなうことを推奨します。
- 年明けは大きく相場が動く可能性があります。リスク管理のため、ポジションの縮小を推奨します。
- 個人的に、21日に発表された政府経済見通し「24年度の1人当たりの所得増加率は、来年6月頃、前年度比3.8%(定額減税などの押上要因含む)を見込む」に注目しています。
【トレード状況&今後の方針】
- 為替:USD/CADに「買い」を持っています(少額です)。
※投資は自己責任でお願いします。
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